9月30日に薬師寺住職が
太田市の「とりの森デンタルケア」様で講演をしました。
仏教はとにかくむずかしそうとか、お葬式のときだけでいいと、考えている方が多いですが、
実は、生きている人が心身ともに健やかに過ごすための生きるヒントが数多くあります。
今回は歯医者様での講演でした。
一見すると仏教と歯医者は関係がないと思われがちですが、
実はかなりの部分で共通する部分があります。
仏教と歯医者の一番大きな共通点は「口(くち)を大切にしている」ということです。
仏教は行動をとても大切にします。
いくら良いことを考えていようが、実際に行動しなければよくならない。
いくら素晴らしい考えをもっていようが、実際に行動をしないと意味がない。
その行動の中で「口の働き」をとても重要視しており、
嘘をつかない(不妄語 ふもうご)
きれいごとをいわない(不綺語 ふきご)
悪口を言わない(不悪口 ふあっく)
二枚舌をつかわない(不両舌 ふりょうぜつ)
と4つ口の働きを戒めているのです。
身体の健やかさが口の健康からくるように、
心の健やかさも口から生まれます。
相手を傷つける言葉より、相手を慈しむ言葉を心がけたいものです。
お寺という場所は葬儀や法事というイメージが強いですが、
薬師寺では、多くの方が集まり、笑顔になり、とても豊かな気持ちになることを目指しています。
全ての世代の方がほっとできるような、「あたたかいお寺」を目指しております。
定例の仏教行事をはじめ、足育講座や各種セミナーなど今後も各世代に向けた様々な催しを予定しております。
ホームページ、Instagram、寺院内掲示板などで随時お知らせいたしますので是非ともチェックしてみてください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!
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